新時代の記念写真

ドラクエ１０って不思議な事に、ボスの前で写真を撮る風習と言うか文化がありますよね？

この写真を撮る時だけはノーサイドと言いましょうか。

敵も味方もなくってお互いがお互い強者を称えあう瞬間でもある訳です。

ドラクエ１０が発売された当初は横並びでそれぞれ好きなしぐさをするだけでしたが、

いよいよ７年経ったと言う事で写真の機能追加され高性能になり、また冒険者のしぐさも増えた事で

この記念写真の風習もかなりの自由度が広がったように感じます。

広がったのです。

どれ、今日はその歴史を少しずつ振り返りながら

「これが今の最先端では？」と言う提案をしたいと思います。

まずは基本形となる＜横並び＞です。

ドラクエ１０発売当初から変わらないスタイルです。

冒険者が横一列に並びまして好きなしぐさ、或いは、同じしぐさを行う事で記念写真となります。

この写真で注目すべきは、形は基本形ではありますが、それを少し崩しまして１人が背中をカメラに向けることでオシャレさ、カッコよさをグッとUPしています。

こう言った工夫とテクニックによって、無造作な１枚が出来る１枚に変化するのです。

ですが、ボスの前ではありますが「時代が進むに連れてボスと一緒に写真を撮れない」場合が増えてきました。

邪神の宮殿や、災厄の王、ドレアム、防衛軍と言った８人で戦うPT同盟のコンテンツがそれに当たります。

しかしそう言うボスと一緒に撮れない時には、もう潔くボスは居なかった事にして諦めて「ボスと戦う前か後に記念写真を撮る事」にして事なきを得ていました。

特徴的なのは８人と言う大勢で写真を撮る事に寄って「冒険者だと思ったらただのお祭り軍団だった」と言う感じでボスを油断させる事が出来ますし、これも１つの工夫と変化と言っても良いのではないでしょうか？

ただやはり大体が横並びなのは今も昔は変わらない感じです。

しかし時代は流れました。

いかがでしょうか？

戦ってる最中に撮ればいいんじゃないか？と言う事に気が付きました。

誰かが声を出すことで、PTは一斉にボスの前に一か所に集まる事で可能となる、まさにコミュニケーション能力と一歩間違えれば全滅の危機に陥る為に状況判断能力が必要となるテクニックではありますが、こちらは７年の写真の歴史に一石を投じた写真になりますね。

この写真テクニックをうまく使えば

普通の記念写真では撮れなかった様な臨場感溢れる写真を撮る事が可能になります。

見てください。この８人の統率力。

戦闘中なのに皆がカメラ目線なのも恐ろしい一体感ですが、カカロンさえもカメラ目線です。

緑と赤の竜巻が戦闘の激しさを訴えつつ、それでも竜巻なんぞには屈しない強者こそが撮れる１枚。

背後にはドラゴンを置くことで「これぞまさにドラゴンクエストな１枚」が完成しました。

これぞ新時代の幕開け、新たな記念写真の幕開けとなるのです。皆様も是非お試しください。

役２名ほど写真に間に合っては居ませんが。

＝完＝

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