DQX・咲き乱れる花

~いつか来る終わりを笑顔で迎えられたら良いね~

じかん

最近以前の様にログインが出来ていない。

リアル多忙な為に仕方の無い事だ。

キャプチャ1

僕はドラクエ10が発売されて初日から遊んでいるので、いわゆる「初期組」と言う部類に属するのだと思う。

人間、6年も経ってリアル状況が変わらない訳は無い。

中学生は大学生になり、大学生は社会人になり、社会人は結婚したり子供が出来たり色々な人生イベントを迎えておかしくない期間だ。

つまり、リアル状況に左右されてログインが出来ない状況があってこそ自然だと僕は思う。

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ログイン出来てない分、何故か冒険の広場を見ることが多くなった。

特にこの一週間は時間さえあれば広場を見ている。

あの頃は良かったなぁ、あの頃はこんなんだったなぁと懐かしむ様になっている。

別に今が悪いとかそんな事を言うつもりはサラサラ無いが、何となく今と比べてしまう自分が居る。

冒険日誌を見て居ると、随分と色々な人とPTを組んで来たことがわかる。

チームだったりフレンドだったり野良だったり。

キャプチャ3

その中には「こんな名前の人と組んだっけ?」と思うこともある。

6年以上もプレイしていたらPTを組んで何かをしたけども、もはや名前すら忘れてしまっているプレーヤーは沢山いるだろう。

するとPTを組んだ人の名前のリンクが切れている事に気が付く。

PTを組んだ人と言っても、

そのPTでボスを倒したり何らかの形跡を残さないと広場には記録されないのだが、兎に角、多くの名前のリンクが切れてしまっている事に気が付いた。

キャプチャ2

既にアストルティアから去ってしまった人を表しているのだろう。

またリンクが生きていてもアストルティアを去った人も居るだろう。

その人のページを覗いて見るとレベルが65辺りで止まっている事からもそれが見て取れる。

勿論リンクが生きていようが切れていようが関係ないんだけど、

何となくその名前を見て居るとVer1の頃からの色々な思い出を蘇らせてくれる。

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思えば【百花繚乱~命の花~】と言うチームを作ったことが僕の最初の転機だった。

チームと言うものを通じて普通では体験出来ない様な多くの事を、良い事も悪い事も含めて沢山経験してきた。

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最初は2人だったチームも徐々に人が集まるようになり、

5人6人になった頃には何となくチームの骨と言うか形が見えるようになった。

名前を出すと、サヤ、ヤックン、バチョウ、ユリエマ、レイス、カイトと言ったメンバー達が骨を作って行った。

凄く楽しかった。

いや、勿論今が楽しくないと言う訳では無い。

その時は初めてのオンラインゲームだったワクワク感もあったし、

新しいナンバリングと言う事でシナリオ自体にワクワクもしたし、

その中で何と言うか出会った仲間とシナリオを進めて戦って、作戦会議して、負けて、武者修行して、また集まる。

でも何か思うように行かなくってまた武者修行して。

オフラインのドラクエには無かった楽しみがそこにあって、

毎日ログインするのに必死だった。

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僕はVer1からブログを書いている。

今は最初のブログは全部削除してしまっているけども、とにかくブログ書いている。

最初はメンバーには内緒で書いていたが、ブログランキングに登録して図々しくも上位にランクインさせて頂いてメンバーに全部バレた。

とにかく、このブログを書き始めた事が二度目の転機だった。

そのお陰でブログを通して沢山の人とPTを組ませてもらったし、

これは繰り返しになるけども、

普通では体験出来ない様な多くの事を良い事も悪い事も含めて沢山経験してきた。

そして、

いつの間にか僕のアストルティアの生活は『チーム』と『ブログ』と言う2つで成り立つようになっていった。

ブログを書いて、翌日チームメンバーと遊んで

チームメンバーと遊んだら、その様子をブログに書いて。

そんな毎日だった。

ブロガーさんって誰でも似たり寄ったりだとは思いますけど、例外無く僕もそんな感じでした。

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そんな冒険の中で、メンバーは増えたり減ったり、減ったり増えたり。

減った時は悲しく寂しかったし、増えた時はメンバー皆ですごく喜んだ。

それを繰り返しているウチに、

いつの間にかチームの骨を作っていた最初のメンバーは全員が居なくなっていた。

全員がアストルティアから居なくなった。

チームと言う物は、僕はドルボード無しでアストルティアを走っていた時の様な物だと思う。

ひたすら走るアストルティア

だけど大きく違うのは、

「チームに寄って目標が違う」。或いは「目標が無い」と言う事。

これは多くのチームのリーダーが経験していることだと思うのだけど、

僕達リーダーやメンバーが1つの目標に向かって一緒に走り出したとする。

だけど、

実はその目標にたどり着くまでに一緒にスタートした仲間やメンバーは殆ど残らない。

百花繚乱も例外じゃない。

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理由としては、

その目標にたどり着くまでの期間が長く、その間にリアル状況が変わってログイン出来なくなったり。

ドラクエ10自体に面白味を感じなくなってしまったり。

そもそもチームが目標としている物が見えなかったり

見えてない事に対して不満が出てしまったり。

逆に見えていたとしても、その目標に納得していなかったり、険しく感じてしまったり。

チームと言う集団の悪い部分だけに目が行く様になってしまったり。

理由はそれぞれだけど、

そんな感じで足を止めてある者はアストルティアから去り、

ある者はチームから1人1人と居なくなってしまう。

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勿論、それでも抱きかかえてでも、引っ張ってでも連れて行きたいメンバーは居た。

でも人間が抱きかかえられる人の数なんてたかが知れている。

1人、頑張っても2人が良い所で手を離すと立ち止まってしまう。

つまり人を引っ張っていくと言う事は、とても大変な事だ。

集団行動だと尚更大変であり、リーダーだってやはり皆と同じ人間なのだから、やはりその負担は計り知れない。

誰がリーダーでも同じ事だ。

勿論、

僕だってチームの骨を作り上げたメンバーが居なくなった時は足を止めようと思った事あった。

メンバーが居なくなる時の心の痛みは耐え難い物があるものだ。

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しかし肉となっていたメンバーがそんな僕を支えてくれた。

名前を出すと、さき、ハル、マリーダ、クロウメ、アカッシュ、まま、みづき、たかピー、ミチタロス、コムギと言う肉となったメンバー達だろうか。

もし、目標を達成した時に

1人2人は走り出した仲間は残っているだろうけど、全員が残っていたらそれは凄く幸せな事だ。

果たしてどれ程幸せな事だろうか。

しかし、その幸せは走っている過程で感じる事は難しい。

自分が、自分達が決めた目標にたどり着いた時に、達成感と満足感からの幸せを感じる事が出来るのだ。

だけどその幸せを感じると

それと同時に多くの喪失感も襲って来る事に気がつく。

それ程までに目標までに失って来た物が大きいのだ。涙が出るくらい。

チームの肉を作り上げて来た

さき、ハル、マリーダ、クロウメ、アカッシュ、まま、みづき、たかピー、ぴのコ、ミチタロス、コムギの既に半分以上がアストルティアを去ってしまった。

そして残ったメンバーが、

変わりゆくアストルティアに応変して再度目標設定をして進み始める。

これを繰り返しながらチームは進んでいく。

そう言うモノなんだろう。

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その過程で、また色々なメンバーと出会って来た。

シェリ、なる、ゼロやジェリー達やワカスン達だ。

そして、その新しいメンバーとまた新しい目標に向かって進み始める。

だけど、今度は前よりも高い目標に。

そうする事に寄って、うまく説明は出来ないのだけど充実感を感じる事が出来る。

それはきっとモチベーションに繋がる。

ゲームに対してモチベーションって何だか変な感じなのだが、ログインしようと言う気持ちに繋がる。

そしてそのメンバーが仲間となっていく。

アストルティアだけじゃなくリアル世界の友達、仲間となる。

そしてこの仲間と過ごした時間が初めて「思い出」になる。

これをチームで成している人や、フレンド同志でルームとして成している人達は、それがとても価値がある事なことだということを理解し、本当に幸せな事だと自覚してほしい。人に自慢できると思う。

僕はそう思う。

それほど素晴らしいことだ。

そんな事を、自分の冒険日誌を見ていて感じてしまった。

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まずは今のドラクエ10全部とは言わないけども、何か1つでも面白いと思える事を。そして行動を。

他人の事ばかりを気にし、指摘し、背中を指さすのも良いけども、

その自分も誰かに見られていると言う事を理解して、

今、自分の周りに居てくれる人に感謝を忘れない事を。

他人の成すことが自分に取って本当にそれほど重要なのだろうか。

他人は他人だろう?

だけど、自分の事だけにならない様に1つでも気を配れる様に。

そうする事でこの今のアストルティアを楽しめる様な気がする。

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随分と理屈を垂れてしまった。

自分でも読み返して何を書いているんだろうと思う。

振り返ると、Ver1、Ver2、Ver3、そして今のVer4と随分と遠くまで来てしまった。

立ち止まったメンバーから随分と離れてしまった。

涙が出る程に。

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遠くまで来てしまった。

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